はじめに
神棚は自宅や会社にあるけれど、神棚自体はいつ交換すればよいのか?
どのタイミングで交換するのが良いのか、わからない方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、神棚の交換はいつ行うのが良いのかについて、交換の手順も含めて解説いたします。
それでは始めます。
Contents
1.神棚を交換するタイミング
神棚はいつ交換すべきものなのでしょうか?
神様をお迎えするものなので、きれいな方がよいと言われますが、こまめに買い替えるのではなく、汚れや傷、破損がある時に交換するようにしましょう。
汚れや破損はないものの、長年祀っていると、どうしても傷みが生じてきます。本物の木を使っていれば、使いものにならないほど傷むことはありませんが、目安として20年ほどで交換するのがいいとされています。
なぜ20年かといいますと、日本の総氏神様が祀られている伊勢神宮の遷宮(神社本殿の造営修理に際し、ご神体を移すこと)が20年に1回であることに由来しています。
交換した方が良いような汚れや破損がない限りは、購入してから20年前後と考えるのが良いでしょう。
2.交換する手順
それでは実際に神棚を交換する手順をご説明します。
1.元の神棚からお札を取り出す
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2.取り出した神棚を掃除する
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3.報賽祭(かえしもうしのまつり 感謝のおまつりです)を神職さんにお願いする。
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4.お焚き上げや神棚を購入したところに持ち込み、使える木を新しい神棚として使用してもらう。
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5.新しい神棚をお祓いしてもらう。
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6.神棚を設置し、札を納める。
という流れです。
神棚の掃除にも手順がありますので、掃除に関してはこちらをご参照ください。
https://kamidana-kyoukasho.jp/cleaning-kamidana/
また、処分に関しても紹介していますので、こちらをご覧ください。
https://kamidana-kyoukasho.jp/kamidana-shobun
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本での神様は、自然のものに宿ると考えられ、すがるものではなく、恵みに感謝するものです。
そのため、神棚を祀ろうと思う気持ちが何より重要です。
神棚を祀ってみようとお考えだった方、いつ交換しようか悩まれていた方のご参考になればと幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。